すくすく子育て、すくすく教育

灘中などの最難関の中学校に合格する子らに共通すること

中学受験で最難関の灘中や東大寺学園中に進学する子は、幼少期にどんなことをして育っているのでしょう?

わが子を最難関の中学校に進学させるために、親として何をしてあげたらいいのでしょう?

それを知るためには、実際にそういった最難関の中学校に進学していった子供たちの性格から読み解くことは意味があるように思います。どんな子に育てばいいのか。

管理人が、今まで見てきた多くの中学受験生に共通する部分を考えてみました。

1 集中力

最難関中学校に合格する子らは、例外なく素晴らしい集中力を持っています。

問題を考えるとき、彼らの頭脳はフル回転しています。講義を受けるときでも、自分の十分理解できていることでさえ、必死になって聞き入っています。

2 素直さ

ほとんどの子らは、とても素直な性格をしているように思います。

この素直さというのは、勉強の仕方、問題を考えるときなどに発揮されます。

説明したことを素直に受け入れ、素直にその時肩を使って、まずは問題を解きます。

もちろん、そうやったあと、もっといい解法も考えるので、一つの問題を解いても、それを2倍、3倍に行かせるのです。

3 おたく

灘中・灘高などの最難関の学校の文化祭に足を運んだことはあるでしょうか?

彼らの多くは、いわゆる「おたく」であるように見えます。

その性質は、小学校の時からすでに発揮されています。

ひとつのことにこだわり、徹底的に調べ、自分の好きな分野では、大人顔負けの知識を披露してくれます。

あるとき、教え子の一人が、「戦闘機」についての知識を披露してくれました。その話は、海外の大国の軍事力や国際関係や国家観にまで及びました。

念のために言いますが、彼はこのとき小6でした。

また、別の子で、歴史の知識を披露してくれた子もいます。幕末から明治期、対象から昭和の歴史の変転についての幅広い知識で圧倒されました。高校の日本史の参考書も彼の愛読書でした。

好きなことは徹底的に追及し、すべて自分の糧にしてしまう、そういった性格は、すでに小学校段階で出来上がっていたのです。

4 勉強に取り組む姿

最難関の中学校に進んだこの多くは、勉強を強要されてやっていたという印象はありません。

問題を解くこと、考えることが楽しい、そういう子が多いように思います。

これらことをヒントに、最難関の中学校に進学してくれるような子育てを考えましょう。